どうも、坂井市専属住みます芸人パナマ海水浴場阿部です。
今日も元気に返礼品取材!
行ってきましたのは三国町にございます「さんさん池見」さん。
おいしいコシヒカリを作っている米農家さんです。
その稲作を田植えから稲刈りまで約5ヶ月に渡って取材しました。
もはやドキュメンタリーです。
ではご覧下さい!!
創業15年。
三国町池見地区の田んぼのおよそ半分がさんさん池見の田んぼです。
その数なんと22町!
22町といってもピンと来ないですよね、22ヘクタールということです。
ピンと来ないですか?
なんと!東京ドームが約5個分の面積なんです!
広すぎ!
近隣の高齢の方が所有している田んぼの管理や田植え・稲刈りなどを請け負ったりもしています。
5月、田植えをみせて頂きました!
写真のようにビニールハウスで稲の苗をまず育てます。
専用の「水稲用育苗箱」という、ソークパンのようなものに苗がぎっしり詰まっていました。
この苗作りがめちゃくちゃ大事!
ビニールハウスの温度・湿度管理をきちんとしないと弱い稲になってしまうんです。
最初が肝心なんです!!
田植え機により田植えをおこないます。
なかなかの迫力で、「ガシャガシャ」と音を立てて苗がどんどん植えられていました。
同時に肥料もこの田植え機で撒くことができるんです。
この作業を昔は手作業だったんですから、想像しただけで腰が痛くなりますよね。
田植え機に乗せてもらいました!
ミスると重大なので運転しているフリだけです!
こちらの写真で妙なポーズをしているのは坂井市ふるさと納税担当の辻さん。
いつもレフ板で撮影をサポート・・・ですがこれはあんまり意味ないですよね。
6月、稲がすくすく育ってきました。
この時期にある大事な工程を行います。
それが「溝切り」です。
写真でわかりますか?
きれいに均一に植えられた田んぼですがちょっとだけ荒らされてます。
これが溝切りです。
田んぼの排水や入水をしやすくするため、溝を作るのだそうです。
植えてある稲の上を田植え機が容赦なく通っていくので、
僕は「可哀想すぎるやん・・・」と思いましたが、
稲はそれぐらいじゃダメにならないんだそう。
連日の取材でさんさん池見二代目の大嶋朋裕さんとも仲良くなってきました!
7月、徐々に緑色の稲穂ができてきました!
収穫までもうすぐです!
この間にも「あぜぬり」「草管理」と、田んぼの様子をこまめに管理しています。
9月、いよいよ稲刈りです!
今年は台風の影響でどうなることやらと思っていましたが、さんさん池見の稲は強かった!
びっしり穂がついています。
一番大変な作業の稲刈りも今の時代はコンバインが全てやってくれます。
昔の一週間の作業をなんと1日でやっちゃいます!
それでも大変な作業、さんさん池見は4人で経営してるんですが、
稲刈りの時期だけはアルバイトを雇うそうです。
コンバインで一気に刈られた稲は同時に脱穀され、
こちらのバカでかい乾燥機に入れられます。
そして粗選機という機械の中のゴム製のロールの圧力で押し出されて稲の皮が剥かれます。
もみ殻をはがされた後、色別選別機という機械により選別されたお米がこちら!
もう炊飯器にいれると炊ける状態です。
最後にこの玄米を袋詰めして完成!!!
田植えから約5ヶ月ようやく商品となったお米!
と言いたいところですが、検査され、評価されて初めて商品になります。
長かった工程がようやく終了しました!
僕らが普段食べているお米の工程いかかでしたでしょうか。
米作りは大変とは聞いていましたが、こんなに多くの工程が関わっていたんですね~。
これからは一粒一粒に感謝して食べようと思います。
最後に二代目の朋裕さんに、さんさん池見の美味しいお米の秘訣を聞きました。
秘訣はズバリ坂井市の気候がおりなす寒暖差!
九頭竜川の冷たい水のおかげで稲は丈夫に育つため、北陸の気候は稲作に適しているそうです。
さあ、5ヶ月通して取材をしてきました、さんさん池見のコシヒカリ。
苦労話をきくとキリがないくらいの大変さ。
生産者の思いを知った上で食べるお米はうまいに違いないです!
皆さん、さんさん池見のコシヒカリ一度は食べてみてください!!